2017年5月22日月曜日

絵本紹介「だるまさんの」

こんにちは、NPO法人からだフシギの瀬戸山です。
春が来たかなと思ったら全国的に夏のようになっていますが、いかがお過ごしですか。

今日もご好評いただいている、あのコーナー。絵本紹介です。

今日、絵本を紹介してくれているのは、現役保育士の原山さん。
今日のお話は、これまたユニークな一冊です。


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 だるまさんの

かがくい ひろし/さく


「目」「手」「歯」… だるまさんにあるもの、ぼくやわたしにもあるかな?

保育士になり、子どもは言葉で説明するよりも視覚的に物事を伝えた方が理解しやすいのだとよく感じます。

「今日はお外で遊んで、帰ったら手を洗って、その後お茶を飲むよ」とお話しするより、
園庭、水道、コップの絵や写真を並べて置くと、子ども自身がそれを見て行動しようとします。

保育士1年目で2歳児クラスを担任した際、1日の流れを表にしただけで、こんなにも理解できるのか!と私自身とっても驚いたことがありました。

そんな力を持っている子どもたち。

『だるまさんの』の絵本を見ながら身体のイメージを掴むのはあっという間でしょうね。


そして、何度も出てくる『だ る ま さ ん の』というフレーズ。私は、子どもたちと身体を左右に揺らしながらリズムも楽しんでいます。


お家で読む時は、子どもがパパやママの膝にちょこんと座って一緒にユラユラ♪

かわいいだるまさんと楽しい時間を過ごせそうですね!



 
にじいろ保育園 2歳児担任 原山千咲

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この紹介文も原山さんが書いてくれたのですが、私はこの紹介文を受け取ったとき、原山さん自身が子ども達といっしょにユラユラしている絵が浮かんできました(笑)。

「だるまさんの」・・・で終わっているこの絵本のタイトル。
こりゃ、絵本の扉を開けてみたくなりますね。

ぜひ、みなさんも「だるまさんの」何が描いてある絵本なのか、お手に取って頂ければと思います。
 
 

  
子どもへのお話の伝え方や、子どものハートをキャッチする方法など、一緒に活動をしていると現役保育士さんから学ぶことが多いこと多いこと。各メンバーの持ち味が、十二分に活かせるような…そんなNPOでありたいな~と思っています。


 NPO法人からだフシギ 瀬戸山陽子

2017年5月9日火曜日

絵本紹介「めのはなし」

こんにちは、からだフシギの瀬戸山です。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。


最近、ちょこちょこと書かせて頂いているメンバーからの絵本紹介。
ご好評を頂いております。

・・・というわけで、今日も三宅さんから、こちらの絵本のご紹介です。

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めのはなし

作・堀内誠一

めをつぶると、はっきりものが見えない。
ものを見るためには、光が必要。
っという切り口から始まり、
目をよく見ると、真ん中に黒いところがあって、
そこから光が入ってきて、
眼球の中の丸い部屋の奥の網膜という壁に映り、
そこから視神経を通って、脳に送られる。
…という風に、物の見え方についての説明がされています。

また光を調節する瞳孔の役割、
人種による瞳孔の色の違う・・・ということが書かれていたり、
目を動かす6本の筋肉の働きや、涙の役割、
睫毛や眉毛の役割がわかりやすく書かれています。

そして最後に見え方の錯覚や目を大切にしようというと呼びかけなどもあり、
絵も多く子どもが興味をそそられる内容が満載の絵本です。

対象は幼児後期くらいです。

埼玉医科大学 保健医療学部 看護学科 小児看護学研究室
 三宅美千代

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三宅さんの紹介文で、この本を手に取ってみたくなっていませんか? ^^


いまこのブログを読むために使っているのも、皆さんの目。
本当に、私たちの体は、よくできていると思います。

これは、子ども向けの絵本です。
でも子ども向けの絵本は私たち大人にも、改めて、自分たちの体のすばらしさを見直すことを教えてくれる、素敵な材料のように感じました。

ではまた!

 
NPO法人からだフシギ 瀬戸山陽子



2017年5月1日月曜日

前回のミーティング報告

こんにちは、からだフシギの瀬戸山です。
新学期に入ってあっという間に1か月が過ぎてしまっていますが、からだフシギも、4月の終わりに今年度最初のミーティングを行いました。

 



今年度最初の顔合わせとあって、議題は主に、今年度の予定について。

子どもにからだのことをつたえるための教材に関しては、

・「わたしの体」8冊セット(でもこれ、実は次に販売されるときは9冊になります♪)の絵本の改訂
・新書の販売
・紙芝居の増刷

などなど。

また、子どもにとって身近な保育士さんや幼稚園の先生が子どもに体のことを伝えられるようになろう・・というコンセプトで始まった、からだ先生研修会の第3弾についても考えていかなくては・・というところです。


 
先日の会議では、この年度末で少し遠くに行かれたNPO法人からだフシギの理事長・菱沼さんもスカイプで参加してくれました!
 
(こちらの写真は、菱沼さんとつながった瞬間の写真!)
 
 
 


この日のメンバーをぐるっと見渡すと、

・スカイプ画面にいる基礎看護学の教員の菱沼さん
・小児看護の教員の三宅さん
・現役の幼稚園看護師の新谷さん
・小児看護の教員の世良さん
・小児科医の白木さん
・保育士や幼稚園教諭の養成課程の教員の西山さん
・小児看護の教員の稲葉さん
・元幼稚園教諭の渕さん
・幼稚園教諭の経験がある看護学生の渡邊さん
・基礎看護学の教員の大久保さん
・現役の保育士の原山さん
・写真を撮ってくれたBaby in Me代表でライターの村松さん、
・看護情報学の教員(ワタクシ瀬戸山)

という、なんとバラバラな(多様な)メンバー♪
 

 
こんな多様なメンバーで、

「みんなが、当たり前に体の知識を持つ社会」

を目指して、今年度も地道に活動を続けていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

 NPO法人からだフシギ 瀬戸山陽子