2024年3月16日土曜日

からだ先生の活動報告:名古屋市志段味・守山図書館でお話会が行われました!

名古屋市の図書館は、数年前に志段味図書館と守山図書館の図書館長である藤坂さんがからだ先生研修会にいらしてくださったことをきっかけに、今では両図書館にお二人ずつのからだ先生がいらっしゃるという、からだ先生のメッカです。

 

これまで志段味図書館で定期的にからだTシャツを使ってからだのお話会を開催してくださっていたのですが、今回初めて守山図書館で開催されたお話会の様子をお知らせ頂いたので、こちらで紹介させていただきます。

 

当日は事前予約なしのイベントで参加者が読めなかったとのことですが、イベントの告知を兼ねてからだの本の展示を1ヶ月行った効果があったのか、32名という多くの方にご参加いただいたとのことでした。
 

 紙芝居を読んだ後・・

 

 

 

藤坂館長さんが、登場です。赤い上着の下に・・・・

 

 
からだTシャツを来て下さっていました!
 
 
 



自分の体がどうなっているか、子どもも保護者も、興味津々・・の様子が伝わります。

 


 からだTシャツの臓器は外れるようになっていて、

「小腸は身長の三倍!」というのが実感できます。

 



図書館の皆様からは、紙芝居の用語や情報量、Tシャツの使い勝手に関してもフィードバックを頂きました。NPOからだフシギで作成した教材に関して、現場で実際に使っていただいての感想やコメントをいただけることはとてもありがたい機会です。


志段味・守山図書館の皆様、本当にどうもありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!


★からだフシギでは、研修会を受けてからだ先生になって下さった方々の活動報告をお待ちしております!メールアドレス(NPOkarada@gmail.com)までぜひ気軽にお寄せ下さい。★

2023年12月18日月曜日

「お話会はこうする」Version2を公開しました!

 みなさま、こんにちは。

このたび、からだフシギのホームページに掲載されている「おはなし会はこうする」を更新しました。この「お話会はこうする」は、子どもに体の「おはなし会」を行う際の方法や、教材、また子どもたちに伝えたいことなどをまとめたものです。

具体的なお話会例から、お話会を行うにあたって私たちが大事にしたいことまで、お話会を行う際のヒントがぎゅっと詰まっています。

  

以下をクリックすると、それぞれの項目を閲覧できます。

(でも初回は、ぜひ通してお読みいただけたら幸いです。)

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全体のページ

1.基本教材は「わたしのからだ」です
2.子どもに伝えたいこと
3.お話のやり方は自由です
4.おはなし会の計画
5.テーマの選び方は自由です
6.手遊びの例
7.体験しようの例
8.おはなし会の実際の例
9.「みんな違ってみんないい」のメッセージを子ども達へ
10.おとこのこ・おんなのこ-性教育へのつながり
11.教材のお求めは 

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どうぞよろしくお願いいたします。 

第24回「からだ先生研修会」を行いました

 12月17日(日)に「からだ先生」研修会をオンラインでおこないました。

今回の研修会へは保育園の看護師さん、図書館の司書さんから保育学生の方まで、いろいろな方が参加されました。研修の中で絵本の読み聞かせをそれぞれ一冊ずつ試していただくと、ただ言葉を追いかけるだけでなく、そこへ皆さんのいろいろな経験などがプラスされ、お互いにとても沢山の学びが得られました。実際にお話会を行われた方などからは教材に関するアイディアや、子どもたちとのやりとりの具体的な様子なども話していただき、より効果のある研修会となりました。

    

からだ先生として子どもたちへ身体の仕組みを伝えることを通じて、子どもたちとともにその家族や回りの人たちへも「命が大事」だということを広げたいという思いが、この活動の原点となっています。

 
より多くの方が「からだ先生」として私たちと一緒に活躍してくださることを期待しています。


  


参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。

2023年11月27日月曜日

第3回からだ先生交流会を行いました


前回開催から一年以上の時間が経ってしまいましたが、11月26日(日)の午前中に、これまでからだ先生研修会を終えられた方々同士の交流会を開催しました。今回は10名のからだ先生と、NPOスタッフ11名の計20名がオンラインで繋がり、2件の事例報告をもとに活発な意見交換が行われました。

その中で特に、「からだフシギ」の活動がこれから目指していく方向として、2つの大事な視点が取り上げられました。

ひとつはからだ先生自身が活動されると共に、その活動の場が大学であればそこの学生たちに、職場であればそこの同僚の方々へ、この活動への参加を呼びかけることです。実際に大学で学生と共に同好会を立ち上げて活動されていると、そこへ参加している学生にとってはあまり馴染みの無い幼児と接する良い機会となったり、保育園やこども園で活動すると、そこの職員たちへからだのことを子どもに伝える優れた方法だとして受け入れられて、「からだフシギ」の活動をスムーズに広げて行かれる道だと考えられました。

もう一つはこれまでのからだのお話会などの会を自ら催して、そこへ参加者を集めるという方法では、キャンセルがあったりと開催そのものに苦労をしていましたが、子ども食堂や既に子どもが集まっている場所へこちらから出向いて行えば、人を集めなくてはという問題から解放されるということです。

その他にもそれぞれの実例の中で、地域の他のNPOと協働したり、自分たちで工夫して様々な教材を製作したりと、実際に行って初めて気づけるとても参考になるお話が沢山ありました。

 



参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。




2023年10月23日月曜日

第23回からだ先生研修会を行いました!

10月22日(日)に「からだ先生」研修会をオンラインでおこないました。

 

今回も研修会の中で絵本の読み聞かせを試してみる時に、参加者のお子さんが一緒に聞いてくださり、質問に答えてくださったり、お子さんが他の本に興味を持ってしまったりした際に、「こういう時にはどうしましょう」と実際に行う時の状況が再現され、より具体的な話し合いができました。

  
研修会に参加された方々の動機はさまざまですが、子どものうちにからだの仕組みを知ることで、みんなのからだを大事にしようという考え方が身について欲しいという思いは一緒でした。

  
より多くの方が「からだ先生」として一緒に活躍してくださることを期待しています。
参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。


 

2023年10月17日火曜日

保育園でからだのお話会を行ってきました!

色々な行事が盛りだくさんな秋ですが、10月始めには世田谷区のおともだち・ララ保育園で、体のお話会を行ってきました。参加園児は年長さん17名です。NPOからだフシギからは、3名が出張しました。


   
今回行ったプログラムは、「のうとしんけい」と「食べたもののとおりみち」の2つ。

これは紙芝居の時の様子です。子ども達は体の話に興味津々

 

      
「のうとしんけい」では、最初に「運動会いつ?何やるの?」と話しかけたときの反応がかなり良く、自分に関係することだと、そのまま話も良く聞いてくれると感じました。お豆腐を使って脳の柔らかさを実感する「お豆腐実験」にも、子ども達は興味津々でした。

お豆腐実験の様子


     
「たべたもののとおりみち」では、紙芝居を読んだ後、リニューアルしたTシャツを子ども達に触ってもらいました。
「食べた物は体の中のどこを通るのか?」と質問をしてくれる子どももいて、胃、十二指腸、小腸、大腸のパーツを全部つなげた時の長さには、子どもも大人もびっくりでした。

腸の長さは、身長の三倍!

     
 

こちらは最後のまとめの様子。園にある教材で、今日やったことを復習しました。

 

 

たくさんの子どもたちに体の話ができて良かったです。またこういう機会を続けていきたいと思っています。

  

2023年10月10日火曜日

教材のワークショップを行いました!

 9月末のことになりますが、この日は対面の研修会を終えたあと、からだフシギとしては初めての開催となる「教材ワークショップ」を開催しました!

ワークショップの目的は、子どもに体のことを分かりやすく伝えるための教材を展示したり、実際に教材作りを体験してもらうことです。

 

今回は、5つのブースを準備しました。



 7月末にリニューアルしたからだTシャツ。

外から見えない内臓をイメージできるように工夫しました。

 

 これは、おしっこの色をつたえるための教材です。
元気なときのおしっこは、何色かな??
 
 
 
 
 


こちらは風船を使った手作り聴診器のコーナー。
心臓の音、聞こえるかな??
 
 
 
 
ここは、肺が膨らんだり縮んだりするのをイメージできるような、肺の模型のコーナー。
身近にある道具で、肺の模型を作れます。
 
  
 
 
このほかにも、お豆腐を使って脳の柔らかさを実感できる「お豆腐実験コーナー」や、教材販売コーナーも作りました。  
 
 
 


紙芝居や絵本を並べたコーナーにて。「私の体、どうなってる??」

    
 
 

今回は2時間の開催でしたが、写真の通り予想を上回る大勢の方々に足を運んでいただきました。
いらしてくださった皆様、どうもありがとうございました。
 
 
また今後も、こういった対面での教材ワークショップは開催できたらと思っています。
引き続き、どうぞよろしくお願いします!